プラセンタとは???

プラセンタとは一般に、胎盤を意味します。

プラセンタ注射は胎盤から抽出された栄養素を注入する注射です。

成長因子や、アミノ酸、ミネラル、ビタミン、タンパク質、酵素など加齢によって不足する栄養素をプラセンタ注射により補うことができます。プラセンタ注射で使用される製薬は人間由来のものになります。

組織や新陳代謝を活発する作用により、更年期障害による自立神経失調症や肩こりの改善にもつながり、潤いのあるお肌へと導いてくれます。プラセンタ注射を受けることで、人間が本来持っている治癒力を高め、快適な生活をおくることができるでしょう。

 

現在、日本の厚生労働省により認可されているプラセンタの注射剤は『メスルモン』と『ラエンネック』になります。いずれも厚生労働省に医薬品とされている注射薬ですが、使用改善に期待される効果に違いがあります。

・メスルモン→肌の代謝促進、シミ改善、美容目的で利用

・ラエンネック→肝機能の回復、新陳代謝、細胞の再生を促す、免疫増強作用

これらの作用は主に美容領域で注目され、「若返りエキス」「アンチエイジング注射」として用いられます。これは保険的な適応ではないため保険外(自費)診療になりますが、このような効果が期待できるのです。

プラセンタ注射の効果の持続期間と施術頻度は?

プラセンタ注射は2~3回程度の施術で効果を実感しやすいです。施術翌日に美肌効果を感じる場合もあります。万が一、プラセンタ注射の効果が実感できない時は、薬剤の投与量や回数の調整で改善される場合があります。

一度のプラセンタ注射による効果持続期間は2~3日程です。そのため、施術を受け始めたばかりの頃は、週に2回程度のプランタ注射を行うことが望まれます2か月後以降は1週間に1回の頻度で行うと、効果が実感されやすいとされています。

なお、一度に大量に打ったからと言って効果実感されやすくなることはありません。むしろ、回数を分けて細目に施術する方が、高い効果が見込まれます。

メルスモンの保険適応

メルスモンは、現行で年齢45歳~59歳の女性の方の更年期障害、乳汁分泌不全の方には、保険適応になりますので、費用は普通の治療と同じように保険の範囲内で行います。

メルスモンの保険適応は、1回4mlまでと決められており、回数は週1回~2週間に一回が平均的な回数です。

保険診療のメルスモンでは、1回1アンプルしか使用できませんが、自費診療のラエンネックは、1回4mlから8ml以上使用でき、美肌効果などのプラスがあるため、断然お勧めです。

 

料金(自費診療)

・メルスモン  ¥1650円/1アンプル(税込み)

・ラエンネック ¥1650円/1アンプル(税込み)

1アンプルでは、やや効果が出るまでの期間が遅いため、治療目的の方は、1回2アンプルを推奨しています。

 

施術時間  投与方法で異なります。

回数の目安 治療スタート時は月1~2回程度を目安にします。

※その後は症状等を確認しながら2週に1回→月1回と回数を減らしていきます

 

注意事項

症状や目的によって異なりますが継続することで持続的な効果が期待できます。

・治療を受けることができない方

妊娠中・授乳中の方 悪性腫瘍の治療中の方

・想定されるリスク・副作用

内出血、注射部位の痛み、アレルギー反応(赤み、腫れ、かゆみ、湿疹)など。本製剤は生体由来の原料を使用しているため、20種類以上の既知の病原体は検査をして陰性を確認していますが、現在未知の病原体の感染は完全には否定できません。したがって、日本赤十字社での献血はできなくなります。

 

医療機関専売品のプラセンタサプリメント「JBPポーサインPRO」の取り扱いを開始しました。ラエンネックと同じ「日本生物製剤」が製造・販売しているサプリメントです。

【JBPポーサインPROの特徴】
①国内産豚プラセンタ純末100%をカプセルに充填
②従来品よりカプセルが小さめで飲みやすい
③合成着色料不使用
④医療機関専売品

注射が苦手な方、定期的な通院が困難な方、献血の希望がありプラセンタ注射ができない方、注射との併用でより効果を実感したい方などにおすすめです。

[内服量] 1箱 1粒内容量210mg×5粒×28包
[用法] 1日に5粒を目安に水またはお湯でお召し上がりください。
お値段は1箱 10,230円(税込み)です。